「給料ほぼ同じ。じゃあ、仕事はやらないもの勝ち?」のベストアンサー

仕事やらないもん勝ち_アイキャッチ

「仕事やらない人、本当ムカつく」

「給料変わらんし、真面目に働く方が損?」

と、職場の「働かない人」にイライラし、働くのがバカらしくなることってありますよね。

でも、自分まで手を抜くと、仕事が回らなくなるから、結局やるしかないし…

 
損なポジション…?

さて、そんなアナタへ。

結論からお伝えすると、

仕事はやらないもの勝ちではない、です。

きちんとやった分は、必ずリターンがあって、「あなただけの財産」になっていきます。

本文で詳しくお伝えしますね!

  1. 2021年:新卒でIT企業へ入社
  2. 入社4か月:「配属ガチャ」に負け
    • 社内ニートになる
  3. 2022年9月:退職
  4. 2023年現在:当サイト「若手社員のお仕事相談室」・室長のラッコとして活動中

結論:「仕事はやらないもの勝ち」ではない

仕事はやらないもの勝ちなのか?

仕事は、やらないもの勝ちではありません。

その理由はシンプルで、

「お金」以外も稼ぐことができるから。

それは例えば、

  • 経験
  • 人とのご縁
  • スキル

など。

逆に言うと、

「サボってお金だけ稼ぐ奴」は、上記のような「副産物」を手にできません。

仕事のできないおじさんをみるとよくわかる

さて、ここで少しだけ私の経験談

私の職場には、「仕事ができないおじさん」がいました。

メールの文章も拙いし、質問しても「答え」が返ってこない、みたいな。

 
マジで「できない人」でした。

私はこの「おじさん」をみて、

「サボってるとこうなるんだ」

と、学びました。

もちろん、仕事だけが人生じゃないけど、仕事をテキトーにやり過ごしてるとヤバいなって。

だから、本記事では「仕事はやらないもの勝ちではない」とお伝えしたいのです!

仕事をやらない/できない人もいるのが現実

仕事しないのに評価されてる人はいる

そうはいっても

「サボって稼ぐ奴」

「マジのマジで仕事ができない人」

は、います。

それなのに、そういう人とそんなに「お給料が変わらない」ということもあるでしょう。

私も前述した「おじさん」に対して

 
なんでお前の方が給料高いんだよ

ってイライラしてました。

アナタはどうでしょうか?

職場の仕事してない「あの人」にこんな風に思ったこと、ありませんか?

ということで、

本項では「仕事」と「お給料」について、私が最近読んだ本も参考にしながらお伝えしていこうと思います。

生涯賃金では必ず差が出る

結論から言うと、

「真面目に仕事する人」と「サボる人」は、「生涯賃金」という視点で見れば、必ず差が出ます。

だって、

「サボってる人」は自分の時間をお金に変えているだけだから。

でも、

 
アナタは違います。

「お金」だけでなく、「経験」「人脈」も稼いでいます。

また、

「きちんと仕事をやってる人」の方が、副業したり、フリーランスになったときも、自分を律しながら働けるので、非常に有利です。

だから、

「アイツの給料、半分はこっちに寄こせ」

と、イライラしても落ち着いて。

 
必ず差が付きますから!

関連記事:【早く帰れ】「生活残業する人ってクズ?」のベストアンサー

しかし、ただ「やる」だけでは差は出ない

お給料に関して、『これから市場価値が上がる人 』という本に、「なるほどな」と思った考え方があったので紹介します。

『これから市場価値が上がる人』の要約
 
以下、本書より引用です。

すべての経済活動というのは、基本的に「価値の交換」だと私は思います。
(中略)
「自分の給与が低すぎる」とか「誰も自分を好いてくれない」などというのは、実は自分がそれ相応の価値を周囲に提供できていないことがほとんどなのです。

つまり、

(少し耳が痛いかもしれませんが)

アナタが真面目に仕事をやってるのに、サボってる人と給料が同じということは、「仕事の価値」は同じかも、ということです。

(もちろん、評価制度が破綻しているケースもありますが。)

これは「警備員」のバイトをイメージするとわかりやすいです。

警備員さんって、笑顔でやっても無愛想でも「給料」は同じですよね。

なのに、警備員さんのなかには

「俺は笑顔で、アイツは無愛想でやってるのに給料同じ、とはけしからん」

と、文句を言う人がいます。

でも、アナタがこの警備員さんの上司だったらどう思うでしょう。

私なら

 
別に普通に警備してくれてればそれでいいよ。

と、思います。

つまり、

仕事で「力を入れるところ」を間違えると、お給料は上がっていかない、となります。

ぜひ、アナタは「仕事の本質」を見極めて、賢く働いてください。

関連書籍:これから市場価値が上がる人 (ポプラ新書)

仕事はほどほどにやるのが正解なのか?

仕事はほどほどにやるのが正解なのか?

ここ数年、コロナ禍/AIの発達などにより、私たちの働き方は大きく変わってきました。

家でも仕事ができるようになったし、フリーランスで働く人も増えましたよね。

そんななか、最近では「仕事より、プライベートを充実させよう」という時代の波を感じます。

それこそ

「仕事はやらないもの勝ちだ!」

と、仕事はテキトーにやってお金もらって、休みにエンジョイなんて人も多くなってるのかな、と思います。

仕事に懸けるのは悪くない

でも、本気で仕事に取り組むのも、悪くない。

 
むしろ、私はこっちの方が好きです。

たくさん稼ぎたいし、仕事できるようになって、チヤホヤされたい…(笑)

と、思うのは自然ですよね。

なので、目の前の仕事に全力を尽くす生き方は、とっても素敵です。

みんなが仕事優先でないと覚えておくとラク

ただ、

時代も相まって、みんながみんな「仕事にガチ」ではないことも覚えておくとラクだと思います。

実際、ある調査によれば、新入社員のうち約8割が「仕事よりもプライベート派である」とのこと。

(*1:日本能率協会『2022年度新入社員意識調査 結果報告

なので、

「仕事やらない奴、マジむかつく」

ではなく、一旦そういった考えを受け入れてみる。

そのうえで、共存の道へと思考を深めていくと、よりあなたの仕事ライフも輝くでしょう。

頑張った見返りは、タイムラグでやってくる

「毎日頑張ってるけど、なかなか報われない」

と、真面目に頑張っても、なかなか日の目を浴びないときもあるでしょう。

でも、勉強をはじめて、すぐ難関大学に合格できるわけではないように、仕事もすぐは結果はでないもの。

実業家・与沢翼さんの言葉を借りれば、頑張りの報いは「タイムラグ」でやってきます。

だから、今頑張れば、半年~1年ほど先にいい結果がでているでしょう。

 
苦しいときほど、頑張り時です。

さいごに

さいごに

では、さいごにまとめです。

  1. 仕事はやらないもん勝ちなのか?
    • 短期的にみればやらないもん勝ち
    • 長い目でみるとやったもん勝ち

今回は以上です。

途中、引用した『これから市場価値が上がる人 』は、北野唯我さんの著書なのですが、面白くて個人的に大好きです。

 
お時間あれば、ぜひ読んでみてください。

この度は、ありがとうございました。

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