教育係に選ばれた…。なんか気乗りしない、そもそも名誉なことなの?
この記事は、こんなお悩みを解決します。
教育係って、なんか不安ですよね。
自分に教えられるのかな…とか。
本記事の結論は、教育係に選ばれてもイヤなら断っていい、です。
本文で詳しくお伝えしますね!
教育係に選ばれる人の特徴
まず、教育係に選ばれる人の特徴から、ザっとみていきます。
- 新人と年次が近い
- 頼みやすい人
- マネジメントを伸ばして欲しい人
順番にみていきましょう。
①新人と年次が近い
1つが新人と年次が近い、です。
シンプルに「年齢が近い方がお互いラクだよね」理論ですね。
私の元職場は、能力度外視でこのキマリがあり、2年目がOJTトレーナーに指名されていました。
後述しますが、新人としたらたまったもんじゃないです…。
②頼みやすい人
また、上司からみて「仕事を頼みやすい人」も、教育係に選ばれがちです。
嬉しいような嬉しくないようなビミョーな理由ですが、
「困ったら○○さんにお願いする」
という上司はいます。
③マネジメントを伸ばして欲しい人
さいごに、マネジメント力を伸ばして欲しい人も「教育係」に選ばれがちです。
詳しく言うと、
仕事はできるからこそ、もう1段階成長してほしいな、という感じ。
「人は、誰かに教える時に成長する」
という理論もありますし、上司から「教育係の打診」を受け、その理由が「成長してほしい」であればそこそこ嬉しいですね。
そもそも理由を聞けるくらい、コミュニケーションが取れる上司だといいですよね。
教育係に選ばれても断っていい3つのワケ
とはいえ、
「(断りづらいけど…)教育係なんて嫌だ!」
という気持ち、めちゃめちゃわかります。
私も2年目で任命されましたが、断りました。
その体験談は後述するとして、本項では「断っていい3つのワケ」をお伝えします。
- 自分にとってよくない
- 新人にとっても嬉しくない
- 上司も意外とテキトーに考えてるケースはある
①自分にとってよくない
教育係をイヤイヤ引き受けても、自分にとってよくありません。
なぜなら、誰かの面倒をみるということは、
- 自分の仕事が遅れる
- なにかあったら、「教えた側」の責任
- ストレスのタネになる
といった可能性があるから。
もちろん、
新しい挑戦を始めたが故に、もともとやっていたことが疎かになることはあります。
でも、「イヤイヤ引き受けた教育係」が原因で、元々の仕事がなおざりになってしまっては本末転倒です。
なので、断るという選択肢もアリです。
②新人にとっても嬉しくない
また、新人にとっても嬉しくないです。
学生時代も、やる気のある先生と無愛想な先生だったら、どっちがよかったかな、というとキホンは前者だと思います。
やっぱ、立場的に上の人にある程度覇気がないと、下の人はついていけません。
ちなみに
私のトレーナーは、まだ仕事できないのに教育係を引き受けたもんだから、アップアップになっていました。
私の元職場の上司は、「適材適所」という言葉を知らないみたいです。
(私は新人の立場で、トレーナーの仕事加減に気を遣わなきゃな~って大変でした。)
③上司も意外とテキトーに考えてるケースはある
また、もしかしたら上司はテキトーに教育係を任命しているかもしれません。
前述したように、
- 年次が近いから
- 他に人がいないから、頼みやすい人にお願い
みたいな可能性は全然あるよね、ということです。
なので、上司にきちんと
「なぜ、私なんですか?」
と聞いたうえで納得できなければ、絶対断っていいと思います。
教育係になると出世しやすいのか?
ちなみに
教育係って出世につながるのでしょうか。
個人的に考察してみました。
直接的に出世にはつながらない
結論、直接的に出世につながることはないと思います。
複数人のメンター的位置づけであれば別かもですが、1:1のOJTトレーナーの経験が出世につながることは基本ないでしょう。
断ると上司のイメージは悪くなるかも
そして、断ることで、上司からのイメージが悪くなる恐れはあるでしょう。
本記事では、
「断っていい」
と言ってますが、私も上司から嫌われるかもと怖かったし、現に上司も「なんで断るん?」って感じでした。
上司・会社の考えを知れるチャンス
でも、
本記事で私が言いたいのは、「適材適所じゃない教育係」はよくないよね、ということです。
なぜなら、誰にとっても「メリット」がないから。
なのに私の元上司は、
「やれ」
と、言ってきました。
2年目の私は、その瞬間
あ、この会社ってバカなんだ。
教育をないがしろにしすぎだよ…。
と、本気で「やめること」を意識しました。
だから、教育係を任命されることは、会社の考えを知るきっかけになると思います。
ちなみに
2年目でやめた私の末路については、別途記事にまとめているので、ぜひご覧ください。
関連記事:【第二新卒は人生終了だった?】2年目でリタイアした男の末路
さいごに
では、さいごにまとめです。
ということで、今回は以上です。
ぜひ、当サイト「若手社員のお仕事相談室」の関連記事もご覧ください!