「あのおじさん、仕事できなすぎだろ」
「こっちにシワ寄せくんの、まじうざい」
など、職場にいる「仕事できないおじさん」って、結構な負担ですよね。
私の職場にも、午前中からウトウトして、結局無駄な残業しているおじさんがいたので、お気持ちわかります。
本記事では、そんな「仕事できないおじさん」が存在するワケについてお伝えしていきます。
「おっさんのフォローはもううんざり…」
というお悩みにもお答えしているので、ぜひ最後までご覧ください。
仕事できないおじさんが存在する理由
ある調査によると、働かないおじさんがいる会社は約5割、とのこと。
(*1:識学「働かないおじさんに関する調査」)
結構な数字ですね…
では、
なぜ「仕事できないおじさん」は存在するのでしょう。
本項では、その背景をお伝えします。
- バブルの名残り
- 会社側も定年を待っている
順番にみていきましょう。
①バブルの名残り
まず、1つの理由が「バブル」です。
おじさん世代の若い頃は、「バブル絶頂期」で、日本がノリに乗っていた時期。
この頃は
- 年功序列
- 終身雇用
の真っ只中で、「仕事できる/できない」問わず、給料も上がっていきました。
その結果、「できないおじさん」も昇給し、
「仕事できなくも会社にいれば安泰だ」
と、受動的な姿勢でサラリーマン人生を過ごしてきたため、2024年現在「仕事できないおじさん」としてあなたの職場に存在しているのです。
②会社側も定年を待っている
「人事部なんとかしろよ」
「上司もなんで注意しないの?」
と、「おじさん」に対する会社の姿勢にギモンを感じることもあるでしょう。
が、
会社は会社で、「定年まで待つ」という考えをもっています。
つまり、「仕事できないおじさん」も、仕方なく働いてもらっている、ということです。
私も上司に訴えた時は、いつも
「もう少し我慢して」
と言われていました。
クビにするのって相当大変みたい…
ちなみに
私は我慢できず、1年半で退職しましたけど(笑)
関連記事:【第二新卒は人生終了だった?】2年目でリタイアした男の末路
おじさんの「シワ寄せ」がきてしんどい
「あーなんで自分がフォローしなきゃいけない?」
「おっさんのミスなのに…」
と、おじさんの尻ぬぐいでイライラしたご経験、あなたならきっとあるでしょう。
でも、大して感謝もされなかったり。
こういった「シワ寄せ」は、どうすればいいのでしょうか。
その姿、必ず誰かが見ている
個人的には、「やるしかない」と思っています。
もちろん、ムカつくのはわかります。
でも、仕事の本質ってなんだろう、と考えると、「目の前の仕事に最善をつくすことだ」と、私は思うんですよね。
それがたとえ、「仕事できないおじさんのフォロー」であっても、です。
そして、こういう姿は、確実に誰かがみています。
また
『これから市場価値が上がる人』という本には、こんな言葉がありました。
監督者がいない状況で自分がどういった行動をとるのか(とれるのか)がとても重要
つまり、
「やれ」と言われていない「おじさんの尻ぬぐい」も頑張るあなたは、チームにとって欠かせない役割を引き受けているわけです。
(ほぼ強制だったら、すみません。)
本書には、こうした「自ら進んでやること」が「性質」であり、これをうまく活用すれば成果が出やすくなる、とあります。
長くなったのでまとめると、
無駄なことなんてないから、目の前の1つ1つの仕事を、あなたなりのエッセンスを加えて頑張ってみて
と、なります。
さすがに不公平を感じる時は
とはいえ、
- さすがに毎回はきつい
- フォローが当たり前になってきている
- フォローが当たり前になってきている
と、不公平を感じることもあるでしょう。
そんなときは決断のときだ、と私は思います。
実際、『科学的な適職』には、
職場におけるストレスは受動喫煙よりも体に悪い
と、結論づけている研究もある、とありました。
詳しくは本書をお読みいただければ、と思いますが、不公平感を感じたまま仕事をするのは「身体を壊すこと」は事実です。
もちろん、転職すればいい会社に行けるとは限りませんが、おっさんにイライラして万が一、大切な人にあたってしまっては本末転倒でしょう。
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ちなみに
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私の職場にいた働かないおじさんの末路
さて、本項では私の職場にいた「仕事できないおじさん」の末路についてお伝えしようと思います。
まず、彼の生態から紹介すると
- 午前中からウトウト
- 50代にもなって、甘いジュースばっかり
- デスクトップがゴチャゴチャ
- 机はぐちゃぐちゃ
- 話も長い
という「典型的な人」で、しまいには
「エアコンをつけっぱなしできちゃったかもしれないので、今日は午後休を使います」
なんて本気のボケをかます人でした(笑)
ちなみに ↑ このときはガチで帰ってました。
部署全員に嫌われていた
そんな感じなので、ほぼみんなに相手にされていませんでした。
そりゃそうですよね、「やっておいて」と言われた仕事もやってないのに午前中からウトウトですし(笑)
どの部署も受け入れNGだった…
最終的にそのおじさんは、異動になりました。
しかし、よくよく話を聞けば、どの部署も「NG」で、私の部署がイヤイヤ引き受けていた、とのこと。
1年預かって、ようやく手を挙げてくれた部署があったので、そこへ異動してもらうことができました。
絵にかいたような「たらい回し」ですね。
マジで「仕事できないおじさん」の末路は、こんな感じだと思います…
関連記事:【保存版】職場で話しかけてくるおじさんへの対応ガイド
さいごに
本記事では「仕事できないおじさん」についてお伝えしました。
「理不尽」を感じたときは、「我慢・妥協」せずに自分のキャリアのために行動してあげてくださいね!
さて、今回は以上。
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