どうも、若手社員のお仕事相談室のりょうです。
本記事では、入社後すぐに有給が付与される会社について、私の実体験も交えてお伝えしていきます。
私が新卒で入ったIT企業は、入社時に14日の有給をくれる会社でした。
ということで早速ホワイトだったのかというと、福利厚生面はホワイトだった、というのが個人的な回答です。
もっと言うと、制度はあるけど使いづらく、部署によっては「有給?使うの?」という感じでした。
本文で詳しく触れますね!
有給が入社後すぐ付与される会社はホワイトなのか?
冒頭で、筆者の経験談としては、入社後すぐ有給が付与される会社について、制度面はホワイト。
だが、現場はグレーだった、とお伝えしました。
本項では、その意味を解説します。
それぞれ、順番にみていきましょう。
有給の使いやすさは部署次第
その1番の理由は、結局有給が付与されていたって、使いやすさは「部署次第」だったからです。
いわゆる配属ガチャ、というやつ。
そもそも、新人なので使うタイミングが難しいのに、先輩も全然使ってないので、あんまり自由には使えませんでした。
実際、人事部から
○○さん、年間5日は有給使ってください
と、メールで注意がくるほどでした(笑)
なので、制度としてあるからといって、実際の使いやすさと比例しない点は注意しましょう。
制度を整えると求人の謳い文句にできる
つまり、入社後すぐ有給を付与するだけしとけば、会社としては求人を出すときの「謳い文句」になるんですよね。
だから、制度だけは充実させよう、という魂胆の会社はあると思います。
でも、結局
入社後と入社前でギャップがあったら離職率は高くなるのに…。
私なんかも2年経たずに転職しました。
残業は普通にあった
しかも、有給が付与されるからといって、残業は普通にありました。
私はしてないですけど、先輩とか「月40時間」がベースで、すごいときは「80時間」とか。
当たり前?な業界もあるかもですが、残業多かったら有給どうこうじゃないと思います。
なので、可能な限り、入社前に会社の情報は集められるだけ集めておきましょう。
実際、『転職の思考法』にも
“転職活動では可能な限り、現場社員との面談の場をセッティングしてもらった方がいい”
と、ありました。
福利厚生面はホワイトだったけど転職を決意したワケ
ということで、本項では筆者が福利厚生面はホワイトだったけど、転職を決意したワケ。
そして、転職後どうか、をお伝えしていきます。
詳しくみていきましょう。
1年半で退職
私が新卒で入った会社は、入社後すぐ14日の有給をくれる、制度面はホワイトな会社でした。
それでも私は1年半で退職しました。
同期は「80人」いましたが、やめるのは私で15人目くらいだったらしいです。
1番の理由は配属ガチャ
やめた1番の理由は「配属ガチャ」です。
具体的には、
- 希望してた部署じゃない
- お堅い方ばかり
- コロナ禍に出社強制
など、不満が多かったです。
なので、有給以外にも「家賃補助:3万」や「資格手当:5,000円」など、福利厚生面はホワイトだった気がしますが、やめました。
とはいえ、
もちろん「100%の仕事」なんてないのはわかってます。
それでも、やばいときは新人の私が本当にやることがなくて、先輩に
「なんか手伝うことありますか?」
と聞いても、
「ないよ」
と言われて、打刻してから8時間ずっとヒマなんて日もあって、自分の存在意義も見失っていったのが辛かったです。
職場でやることないのって、めっちゃしんどかった…。
挙句の果てには、私の所属してたチームが、
「私以外」で休日にトラブル対応
→週明けに「私以外」で会議
とかしてました。
どんなトラブルだったか、も共有してくれなかったし、
なんでここに配属されたの…
と、毎日お風呂で泣いていましたね。
補足:転職先の福利厚生事情はどうだったか?
そんな私も、もう社会人4年目。
今は通信業界の中小企業に転職し、自社サービスのWebマーケティングに従事しています。
ぶっちゃけ、福利厚生面は前の会社の方がよかったですが、転職したことに後悔は1ミリもありません。
多少の有給だとか、そんなのよりも
「誰と」
「どんな仕事をするか」
自分にとっては、この軸が大事だったな、と思います。
転職を考えてる方には、福利厚生面だけでなく、自分の仕事の軸をベースに情報をきちんと集めたうえで転職先を選んでほしいです。
さいごに
では、さいごにまとめです。
本記事では、福利厚生面より大事なモノがあるよ、という論調でお伝えしました。
が、仕事・会社に求めるものは人それぞれ。
福利厚生が充実してる会社に行きたいと思う方は、その軸で転職して問題ないと思います。
私の前の会社も、部署次第では有給使って、1年目から10連休とかしてる人はバンバンしましたし。
ぜひ、自分の価値観ベースにいいキャリアを歩んでいってください!
では、今回は以上。
参考にした書籍はこちらです。