本記事は、ブランク(空白期間)が1年以上ある25歳の男が3週間で内定をとった経験談です。
「ブランクあって、どうやって転職できた?」
「なにか秘訣はあるの?」
といった疑問も合わせて解決する構成にしました。
2024年5~6月の転職活動記なので、かなり参考になるでしょう。
さて、まず表題の「〇〇の経験」についてですが、これは「ブログ」の経験です。
私はブランク期間にブログアフィリエイトをやっていて、今回の転職活動ではそれが生きました。
内定先はベンチャー系のマーケティング職。
※自社ブランドの広報・販促的なお仕事なので、詳しく言うとマーケティング職か微妙かもですが、大きな括りとしてマーケティング職と定義させてください。
面接では、どの会社からも
「アフィリエイトで稼ぐために意識していたことってなんですか?」
「これやったら伸びた、みたいなきっかけはありますか?」
など、結構興味をもってもらえました。
なので、
一旦、会社やめたいな…
なんて思ってる方には、空白期間に実績になるような経験をすることを強くおすすめします。
ブランク期間がある人の転職に関する疑問
では、まず転職活動について、よく訊かれる質問にパッとお答えしていきます。
それぞれ、順番にみていきましょう。
求人はどうやって応募した?
まず、求人の応募に関しては「doda」を使いました。
エージェント機能は使わず、自分で求人を探して応募。
正直、ブランクありの25歳にエージェントが力を貸してくれるか不安だったので、エージェントは使いませんでした。
選考の通過率はどのくらいだった?
選考の合否は、こんな感じでした。
- 応募:6社
- 書類選考通過:3社
- 内定:1社
書類選考率は50%、面接突破率は33%ですね。
前職の退職理由はどう答えた?
前職の退職理由については、もっと仕事がしたかったからやめました、と回答してました。
私は新卒でIT企業に入社してるので、その時のコトも結構訊かれるんですよね。
ブログの経験も大事だけど、正社員時代のこともきちんと答えれるようにしておく必要がありました。
ホントにブログ経験が生きたの?
また、
ホントにブログの経験が生きたのか、というとこれは本当です。
というのは、私の職歴は、
- 新卒でIT企業へ入社
- 1年半で退職
- 以後、バイトしながらブログ
と、正直かなり薄い。
これでも書類選考突破率50%と考えると、ブログ経験が生きてることは確実です。
※ちなみに、dodaいわく
1社以上の内定を得るためには、5社の面接を受ける必要があり、そのためには22社の求人に応募する必要がある
doda:転職成功者の「平均応募社数」
とのこと。
転職の選考って結構シビアです…。
よく訊かれた質問はなに?
さいごに、面接でよく訊かれた質問ですが、ざっとこんな感じでした。
志望理由、前職の退職理由以外だと、上記の内容をよく訊かれました。
ブログ経験を生かして転職する流れ
本項では、私の転職体験記として、内定を取るまでの流れをお伝えしていきます。
それぞれ、詳しくみていきましょう。
転職活動前
まず、転職活動前のフェーズから。
本格的に転職活動前する前から、転職関連の情報は積極的に集めるようにしていました。
具体的には、転職 / 仕事系の本を読み漁ってましたね。
そのなかでも何回も読んで、転職活動でも参考になったのが『転職の思考法』
転職に限ってもそうですし、幅広く「キャリア形成」という目で見ても、悩める私にとって良本でした。
と、こんな感じで転職活動前は、可能な限り情報収集をしてました。
①キャンパスノートを買う
さて、本格的に転職を決意してから、私がまず行ったのがノートの購入です。
タネも仕掛けもないノートです(笑)
「なんでノートなん?」
というと、初歩的で恐縮ですが、自己分析のため、です。
こんな風に、自分の想いと毎晩向き合うようにしていました。
というのも、ブログ経験しか実績のない25歳(しかもブランク1年)なので、しっかり自己分析しないと絶対「綻び」がでるな、と思ったからです。
具体的には、『メモの魔力』の巻末の「自分を知るための自己分析1000問」に答えていきました。
②これまでの経験の棚卸し
自己分析がある程度終わったら、次に「これまでの経験の棚卸し」をしていきました。
IT企業での1年半、それからブログで得た経験・知見から、
今の自分はこんなことができます。
なので、御社にはこういう形で貢献します。
と、言えるようにするため、ですね。
ブログで言うなら、
- SEOの知識
- Webマーケティングの知識
- ライティングの技術?
- (HTMLも書けます…?)
など、業務をかみ砕くイメージですね。
③転職理由をとにかく自問自答
あとは、準備段階として
「なんで転職したいのか」
を自問自答していました。
1年以上も正社員を離れていた私が、いきなり転職というのは、確固たる理由があるはずで、それは企業も気になりますからね。
また、納得いくまで「自分が転職するワケ」と向き合うと、あまり迷わなくなるメリットもありました。
ちなみに
面接で「なんで転職しようと思ったの?」と訊かれたとき、私は
ブログを運営していて、最近は感謝されるコトが増えてきました。
これをもっと大きな規模で実現して、より多くの人の役に立ちたいと思ったからです。
と、回答していました。
④ここまできてから求人を探した
さて、ここまで
自己分析→これまでの棚卸し→転職理由を向き合う
という流れできました。
私はこのフェーズを経てから、求人を探しました。
具体的には、「doda」でマーケティング職 / ECサイトの運営で検索をかけて、募集要項に合う求人を探しました。
実際は、
マーケ職とはいっても、企業によっては応募条件に「正社員としてのマーケ職の経験が必須」としている企業も多かったです。
なので、そうした企業への無駄な応募は避けるようにしてました。
ちなみに
dodaを選んだ理由は、とにかく求人が多いから、でした。
正直、「この会社大丈夫そう?」という求人もありましたが、求人が多いと色んな企業をみれるので使い勝手はよかったです。
⑤書類は気合!
で、良い求人があったら応募していくんですが、ここから選考に入っていきます。
まず、書類選考ですね。
基本は、
- 履歴書
- 職務経歴書
が選考ポイント。
これに関しては、もう気合でした(笑)
色々書き方とかあるみたいなんですけど、私の場合、職務経歴書に書ける経歴が「雀の涙」
なので、どっちかと言うと、簡潔にわかりやすく、をテーマに書いてました。
ブログの経験に関しては、
ブログアフィリエイトで月5万収益をあげています。
商材は~~。
工夫した点は~~。
こんな感じで書いてました。
これでも、3/6で通ったので通過率は50%。
まあ、悪くはなかったと思います。
⑥面接は企業優先で、入社後の△△は考えておく
さて、ここから面接なワケですが、大事にしていたことは
企業 >> 自分のキャリア
この意識です。
具体的には、
「成長できる環境だと思ったので、御社を志望しました」
「成長させていただければ~」
といったコトは、一切口にしないように気を付けていました。
逆に、
売上に貢献できるよう、頑張ります
というように、自分の経験を企業に還元する意識をもって、面接は臨んでました。
というのも、企業って「成長する場」ではない、と思うからです。
全力で利益に貢献する過程で成長するんであって、自分の成長が目的だと印象がよくないかな、と。
恋愛でも自分がいい気分になれるコトばっかり考えてる異性より、楽しませてくれる人の方が魅力的だし、モテますよね。
あとは、入社後の「プラン」もイメージして面接に臨んでました。
というのも、1社目の面接では、
「ブログの経験を生かして、ウチでどんなことがしたいですか?」
「ウチのECの課題ってどこだと思います?」
「そして、その課題に対して、○○さんはどんなことができますか?」
といった質問が結構きたんですよね。
なので、2社目3社目のときは、マジでその会社に入った自分をイメージして
こんなことができそうかな~~
と、具体的にイメージして、言語化しておきました。
ブロガー→マーケ職という道はアリ
そして、晴れてベンチャー系の会社から内定をいただけました。
なので、
私の実体験ベースで言えば、ブログアフィリエイトでの実績は、転職でも十分生かせます。
本業はイマイチだけど、ブログが楽しい方は「ワンチャン転職あるぞ」と心にゆとりをもってほしいし、
「一旦正社員やめて休みたい」という方は、ブログアフィリエイトなどで空白期間に何か実績をつくるがおすすめです。
ちなみに
正直、1年以上ブランクがあるので、そんなに選べる立場でもないんですが、いざ内定をもらうと意外と悩んじゃいました。
(悩まないように自己分析してたはずなのに…。)
自己分析は、まだまだ道半ばですね。
どんなことで悩んでたかというと、
- ホントにブラックじゃないよな?
- ブログ経験はあるけど、ホントに自分にできるかな?
- まだ、フリーでできることはないだろうか
など。
でも、さいごは
選んだ道を正解にすればいい。
と、覚悟を決めました。
まとめ
では、さいごにまとめです。
執筆時点が24年の6月で、入社はおそらく7-8月あたりになりそうです。
それまでは、遊びつつ、マーケティングについてより深く学んでいこうと思います(真面目)
では、今回はここまで。
私が利用した転職サービスはこちらです ↓↓
>>dodaでマーケティングの仕事を探す
この度は、ありがとうございました!