「なんで自分は言われたこともできないんだろう」
「私は無能なのかな…」
など、指示された仕事さえできないと、なんだか嫌気が差してきますよね…
ときには上司・先輩が、「冷ややかな目」でみているような気がしてしまったり。
大人って結構冷たいですよね。
でも、あなたが「できない理由」はあなた自身にあるのではありません。
「あなたの仕事のやり方」に改善の余地があるだけです。
本記事では、3つの「タイプ別」に対処法をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
言われたこともできない人のタイプ別の対処法
本項では、言われたこともできない人をタイプ別に分類し、それぞれ解決策をお伝えしていきます!
タイプ①指示内容がよく理解できない人
「仕事できない」と悩む方の多くが、実は「やること」をわかっていないというケースは多いです。
- 指示されたことがいまいちわからない
- 前やった仕事だけど、手順を忘れてしまった
という人ですね。
やるべきことがわからないときは、素直に聞くのが1番です。
「無知の知」という寓話には、「知らないことを知っている人」が1番賢いなんて話もあります(*1)。
目の前の仕事をきちんと終わらすために、プライドは捨て、不明点はしっかり聞いてみてくださいね。
(*1:戸田智弘『座右の寓話』)
タイプ②話をずっと聞いていられない人
話をずっと聞いていられない人も、言われたことができない場合が多いです。
指示側の話が長いと、眠くなる気持ちはわかります…
社会人って説明力がない人多いですよね。
では、どうするか。
こういうときは「メモ」が1番です。
メモしてれば「ちょっと待ってください」と話を落ち着かせれるし、仕事についての理解も深まります。
- 聞けばわかる
- とりあえずやってみたい
- わかんなかったら、また聞けばいい
という気持ちもわかりますが、仕事力をあげたいならメモは必須です。
タイプ③仕事の目的がわからず、モチベが上がらない
指示された仕事の目的がわからず、モヤモヤしたまま作業して、結果ミスしてしまうという人もいます。
「とりあえずやっといて」とか1番うざいですよね…
実際、
若手社員の1番嫌な仕事は「指示が曖昧なままやる仕事である(*2)」というデータもあります。
(*2:日本能率協会『2022年度新入社員意識調査』)
こういうときは、「仕事の目的」をきちんと聞くのが1番。
「3人のレンガ職人」という寓話(*1)では、「ただレンガを積み上げる仕事」でも、「大聖堂をつくっている」と言う職人がいます。
それだけ大きな目的があれば、仕事の質も高くなるのは自明ですよね。
なので、「面倒がられても」仕事の目的はきちんと聞くようにしてみてください。
さいごに
では、さいごにおさらいです。
タイプ | 対処法 |
---|---|
①指示内容が理解できない | ・なにがあっても聞くのが1番 ・仕事を終わらせることが最優先 |
②長い話を聞いていられない | ・メモをとって、話をまとめてみる |
③仕事の目的が分からない | ・取り組む意味がわかるまで聞く |
ぜひ、明日からの仕事に生かしてみてください。
また、当サイト「若手社員のお仕事相談室」では、他にもあなたのお悩みに寄り添ったコンテンツをご用意してますので、ぜひ関連記事もご覧ください。
この度は、ありがとうございました。