こんにちは、若手社員のお仕事相談室のラッコです。
本記事では、「第二新卒は転職市場で門前払いされるのか」についてお伝えします。
結論からいうと、
門前払いの扱いを受ける人もいます。
ただそれは「若さ」が原因というよりは、「転職活動の進め方」や「企業側の気持ち」が分かっていないことが問題なケースがほとんど。
本文で詳しくお伝えしますね!
結論:第二新卒の転職は門前払いを受ける人はいる
門前払いとまではいかずとも、
- 書類で落とされる
- 面接でまあまあな塩対応をされる
- 選考を進むことはあっても、内定がとれない
といった経験をする第二新卒の方は少なくないのが現実です。
原因は「若さ」ではないケースが多い
ただ、お伝えしている通り、原因は「若さ」ではなく、若さゆえの「視野の狭さ」にあると思います。
要は、「自分」のことばかりで、「企業側」のことを全く考えていないんですね。
恋愛で例えるなら、
「なんで俺じゃダメなんだ?」
「ワタシなりに努力してるのに、なんで彼氏できないんだろう…」
と、いつだって自分のことばかり考えちゃう人は、男女問わずモテないのと同じです。
(相手のことも考えず、追いLINEしちゃったり…ですね。)
ビジネスの世界でも、「相手の求めてること」を察して、行動する力が求められます。
門前払いを受ける第二新卒の3つの特徴
本項で「門前払いを受ける人の3つの特徴」について、詳しくみていきます。
逆に言うと、これらに当てはまらない人は、第二新卒でも比較的スムーズに内定までいけるでしょう。
①企業のことを考えてない(採用はコストがかかる)
まず、企業のことを考えれていない人です。
というのも、企業からすると、「採用」は一勝負あるものだから。
具体的にいえば、
- 採用した人がしょぼかったら、無意味
- 採用するだけでも「コスト」がかかる
など、人を1人とるだけでも、リスクが付きまとうのです。
そんななか、「早期退職してきた第二新卒」が応募してきて、「自分」のことしか考えていないことがわかれば、早い段階で見切りをつけるのは当然ですね。
②転職理由が「スキルアップのため」と言う人
また、転職理由がスキルアップのため、と言う人も歓迎されません。
理由はこれもまた、「自分」のことしか考えれてないからです。
「もう知ってるよ」というアナタには恐縮ですが、企業が欲しい人材は「スキルアップしたい人」ではなく、「売上に貢献できる人」ですよね。
気持ちはわかるけど、企業側のことも考えることが転職では大事、というお話でした。
③転職サービスを中途半端に使う(使わないなら直接応募が1番)
さいごは転職サービスを中途半端に使う人、です。
具体的には、エージェントは使わないけど、チラホラ求人サイトから応募する、みたいな感じ。
別に悪いワケではないんですが、だったら企業のサイトから直接応募した方がいいです。
その理由は「コスト」にあります。
つまり、
求人サイトから人材をとると「紹介料」を払う必要があるので、能力が同じ人材だったら、直接応募してくれた方をとるよね、というお話です。
(企業のサイトから直接応募すると、企業としては無駄なコストがかかりませんからね。)
そして逆に
使うならエージェントにきっちりサポートしてもらう方がいいです。
そうすれば面接までは確実にいけるし、エージェントに求人を出してる企業は、「コストかかっても人が欲しい」ところが多いから。
最近だと、「第二新卒に特化した転職サービス」も増えています。
第二新卒向けだと、ハッキリ言って大手の求人は少なめですが、その分未経験歓迎の会社が多く、登録して損はないでしょう。
おすすめは下記にまとめました。
第二新卒におすすめの転職サービス
1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|
マイナビジョブ20’s | Re就活 | ハタラクティブ |
おすすめNO.1 ・第二新卒専用 転職エージェント | ・20代の転職サイト ・無料の適職診断 | ・求人の8割が 未経験OK ・内定率 80.4% |
未経験の転職に強く、定着率は脅威の約95.2%。マイナビの運営する第二新卒だけが使えるエージェント。 | 20代向けの転職サイト4年連続NO.1。転職イベントも定期的に開催。また、エージェント機能もある(※希望制)。 | カウンセリング実績11万人。第二新卒だけでなく、フリーター・既卒の転職にも強い。 |
データで見る「第二新卒の現実」
さて、本項では「第二新卒の現実」をデータで見ていきます。
積極採用する企業は約66.2%
まず、こちらのグラフをご覧ください。
マイナビによる調査なのですが、
実に66.2%の企業が「第二新卒を積極的に採用する」と回答しています。
(*マイナビジョブ20’s「2021年更新 第二新卒とは?いつまで?転職市場で求められているのは本当か?」)
つまり、
「第二新卒」はむしろ歓迎、なわけです。
なので、「第二新卒だから門前払いされる」というのは違うんです。
内定までの時間は2ケ月くらいが一般的
続いて、同じくマイナビの調査によれば、
転職を意識して求人情報や人材紹介会社の情報を調べ始めてから、現在お勤めの会社に応募するまでの期間は、20代男性の65.2%、20代女性の67.1%が「2カ月未満」
とのこと。
大体2ケ月くらいで内定をもらって、働き始めるのがスタンダードなようです。
進め方さえ間違えなければ、第二新卒でも転職は十分可能ですね。
さいごに
では、さいごにまとめです。
また、データも引用しながら、「第二新卒の現実」についてもお伝えしました。
第二新卒 = 門前払い、なんてことはないとおわかりいただけたと思います。
そして、
お伝えした通り、昨今は「第二新卒専用の転職サービス」もあるので、「進め方」さえ間違えなければ、転職は可能です。
ということで、今回は以上。
紹介した転職サービスはこちらです。
ご覧いただき、ありがとうございました!