「仕事が無理すぎる…」
「でも、自分が無能だからキツいのかな」
本記事は、こんなお悩みを解決します。

普通に働きたいだけなのに、仕事してると色んなことがつらかったりしますよね。
「仕事内容がキツい」
「上司との人間関係が…」
など、悩みは尽きません。
厚生労働省の最新調査では、
労働者の82.7%が仕事で強い不安やストレスを抱えている
と、回答しました(令和5年 労働安全衛生調査)。(厚生労働省)
20〜30代に限っても「辞めたい」「逃げたい」という声は珍しくなく、エン・ジャパンの20代退職理由レポートでは4割超が直近1年で退職を考えた経験があるとしています。(エン・ジャパン(en Japan))

つまり逃げたい気持ちは「大多数が感じる普通の反応」であり、あなた固有の能力不足とは言えません。
本記事では、「仕事から逃げたい」と思った時にとるべき行動を、実際に仕事から逃げちゃった筆者がお伝えします。
仕事逃げたいのは無能?

仕事から逃げたいと思うのは、全く無能ではありません。
「優秀な人は逃げたいと思わない」
「逃げるのは甘え」
という意見もありますが、しんどい職場から逃げたいのは本能的な部分が大きいです。
- どうしたら改善できるだろう?
- 自分が仕事に求めるモノはなんだ?
など、改善策を考えていく必要はあります。
“無能ラベル”が貼られる3つの心理メカニズム
- 成果と期待のギャップ
- 比較幻想
- 慢性的な疲労
Point: これらは環境由来の要因であり、能力ではなく「コンディション」の問題。
仕事逃げたいと思ったときにすべき5つのこと
仕事から逃げたいと感じたら、以下5つのステップを踏むべきだと思います。
- ステップ1|状況を言語化する
- ステップ2|休息バッファを確保する
- ステップ3|第三者に相談する
- ステップ4|職場を小さく変える実験をする
- ステップ5|転職を本格検討する
それぞれ、順番にみていきましょう。
ステップ1|状況を言語化する
- 具体的に「いつ」「どこで」「何が」つらいかを書き出す
- 事実/感情/解釈を分けることで本質的な問題点が浮き彫りに
ステップ2|休息バッファを確保する
- 有給休暇・リモートワーク・時短など「空白」を意図的につくる
- 睡眠7時間×3日でストレスホルモンが約30%減少という医療系メタ分析も
ステップ3|第三者に相談する
- 産業医・社外カウンセラー・キャリアコーチなど利害関係の薄い相手がベスト
- 相談行動を取った人のほうが転職後の定着率が1.3倍高いという民間調査あり
ステップ4|職場を小さく変える実験をする
- 業務の棚卸しを上司と行い「緊急度×重要度」マトリクスで再配分
- 社内公募や兼務でジョブローテに挑戦し業務負荷とモチベーションを同時改善
ステップ5|転職を本格検討する
- 「体調不良が2週間以上続く」「改善提案を3回無視された」などレッドラインを設定
- 選択肢が見えると心理的安全性が高まり現職パフォーマンスも好転することあり

いかがでしょうか。
スピリチュアル的な話をすると、出来事は解釈次第です。
例えば、ブラック企業に入ってしまって、「人生終わった」とネガティブに捉える人もいます。
「今の会社(仕事)がひどすぎる」
と、狭い視野でモノを考えすぎないように、注意は必要です。
【それこそ無能かも】仕事から逃げたいのに耐え続けるリスクとは?
ただ、限界をとうに過ぎているのに、やめる勇気が出ず、耐え続けるのは「無能」かもしれません。

無理ならムリ、と言わないと、会社も対策をとることはないです。
個人的には、耐え続けると将来的なキャリアへの悪影響は計り知れないと考えています。
| リスク | 具体例 | 長期的影響 |
|---|---|---|
| メンタル疾患の発症 | うつ病・適応障害で休職 | キャリアの空白・収入減 |
| 学習機会の停滞 | 新しい業務に挑戦できない | 市場価値が上がりにくい |
| 人的ネットワークの閉塞 | 社内の狭い人間関係だけ | 転職時にリファレンスが少ない |
| 自己肯定感の慢性低下 | 成果が出ても評価されない | 新しい挑戦への意欲喪失 |
なお、筆者の場合は、結局「適応障害」になってしまい、退職しました。
当時はお風呂で会社のことを考えると、なぜか涙が出るくらい、人生に絶望していました。
【仕事から逃げたい?】自己診断チェックリスト:あなたはいまどのステージ?

ということで、ご覧のあなたには、ご自身の状態を確認してもらいたい、と強く思います。
- □ 朝起きたときに「仕事が頭から離れない」
- □ 週末も疲れが取れず、月曜が怖い
- □ 上司への報告が億劫で後回しにしている
- □ 職場チャットを無意識にミュートしている
- □ 同期や後輩の昇進報告に心底喜べない
3項目以上当てはまるなら“逃げたい”感情は黄色信号。
行動プランを練るフェーズです。
新卒2年目で仕事から逃げた末路
本項では、新卒2年目に仕事から逃げた筆者の実体験を綴ってみます。
結論からお伝えすると、逃げてやめたんですが、その後再就職するまで約1年半かかりました。

会社で働くなんてムリ…
という思いが強くて、なかなか1歩踏み出すことができませんでした。
2年目の6月のある日、会社に行くことができなくなった
まず、筆者の場合、2年目の6月のある日。
朝猛烈に涙がでてしまって、職場に行けるようなコンディションではなかったんですよね。
詳しく言うと、
- 配属ガチャでハズレた
- 「手伝えることありますか?」と訊いても、「ない」と言われる
- 上長に相談しても「大丈夫」の1点張り
おまけに、2年目の春からは大きめの案件のに携わる予定と言われておきながら、やっぱり外れることになる、など配属先に全く居場所がありませんでした。

なんでここに配属なの?
と、同期と比べて猛烈な劣等感に襲われつつ、学生時代からの彼女にもフラれるなど散々でした。
その後、約1年はフリーター
その後は、クラウドワークスでライター業をやりながら、カフェでバイトをしていました。
実家に戻り、最低限の生活費を稼ぐために、ピチピチの大学生さんたちと働く日々。

控えめに言って、自己肯定感なんて存在しないくらい、絶望な毎日でしたね。
社会人4年目の夏に再就職できた
ただ、さすがにヤバいと思って、再就職活動を決意。
バイトもそんなにやりたくなかったので、貯金を切り崩してたんですが、ほぼ0円になってしまって…。
稼がないと生きていけないと歯を食いしばって、ライター経験等を全面に推して、なんとか再就職させていただけました。

結果的に、今の会社では結構楽しく働けています。
なので、長い目でみれば、最初の会社でコケたのも悪くはなかった。
筆者のように絶望の1年を過ごさないためにも、逃げたいと思うけどなんどか会社には行けてる今のうちに、行動するほうがいいでしょう。
転職市場の今:20〜30代は売り手優位
- 有効求人倍率(2025年3月)1.29—コロナ前水準へ回復
- IT・SaaS業界では経験3年未満でも年収100万円アップ事例多数
- リスキリング給付金制度によりオンライン講座費用の7割が補助対象
仕事から逃げたい状態からの成長:3か月ロードマップ

| 週 | 主要アクション | 成果指標 |
|---|---|---|
| 1 | ステップ1〜2を集中実行、睡眠7h確保 | 疲労度−20% |
| 2 | 産業医・エージェント面談を2件予約 | 相談2件 |
| 3–4 | 職務経歴書ドラフト+自己PR動画30秒 | 下書き完成 |
| 5–8 | 応募10社、面接3社、結果分析 | 通過率30% |
| 9–12 | オファー比較→退職交渉→入社準備 | 新天地決定 |
ちなみに、転職エージェントのなかにはしつこい人も多数います。
人出不足の会社にひとまず流して、手数料もらおう…という人も結構いるんですよね。

なので、エージェントに頼りすぎるのはよくないです。
が、キャリアについて、相談にのってくれるのは事実。
外部の人と話すだけでもラクになるので、筆者のようにお風呂で泣いちゃうような日々は過ごしたくなければ、1度話してみるのはおすすめです。
| 第二新卒におすすめの転職サービス | 形態 | 特徴 |
|---|---|---|
| ①マイナビジョブ20’s | エージェント | ・第二新卒専門の転職エージェント ・未経験業界への転職に強い |
| ②doda | サイト (※エージェントは任意) | ・求人がマジで多い (※20万件以上) ・色んな条件で探せるから、「自分に合う会社」が探しやすい |
| ③Re就活 | サイト (※エージェントは任意) | ・20代専門の転職サイト ・無料で適職診断も受けられる |
【仕事が嫌だから転職っていいの?】よくある質問まとめ
- Q今の会社に迷惑では?
- A
退職は労働者の権利。むしろ無理に残ってパフォーマンスが落ちる方が双方に損失です。
- Q面接で“すぐ辞める人”と思われそう…
- A
“逃げ”ではなく“より成長できる環境を求めた”と伝え、具体的な学び・成果を示せばOK。
- Q次もまた逃げたくなったら?
- A
本記事の5ステップを「月1点検」として回せば早期に軌道修正できます。
まとめ:逃げる=負け、ではない。適切に“場所”を変えて才能を守ろう
- 仕事から逃げたい=無能というレッテルは誤解
- 言語化 → 休息 → 相談 → 実験 → 転職検討の5ステップで行動
- 市場は挑戦する若手を歓迎し、エージェント活用で情報差をゼロにできる
今日~明日のTo-Do
- つらいポイントを10分でメモ
- 今週中に有給を1日申請
- エージェント面談を予約

ということで、今回は以上。
紹介した転職サービスは、こちらです。
| 第二新卒におすすめの転職サービス | 形態 | 特徴 |
|---|---|---|
| ①マイナビジョブ20’s | エージェント | ・第二新卒専門の転職エージェント ・未経験業界への転職に強い |
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| ③Re就活 | サイト (※エージェントは任意) | ・20代専門の転職サイト ・無料で適職診断も受けられる |


